商品番号 m1110 - 101865 販売価格 1,180,000円+税 ※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。) ※下の1、2枚目の写真をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。
【商品説明】 琳派とは、桃山時代後期に興り、近代まで変化を遂げながらも、同傾向の独創性のある多彩な表現手法を用いる芸術的な流派で、題材は流水に草木花や鳥獣、山水、風月などのほか物語絵を中心とする人物画などがあります。 本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させたものです。 こちらのお着物はそういった流れの中で、流水に百花が咲き誇る様子を琳派調にデザインして本格的な友禅で描かれた、素晴らしく見応えのある訪問着のお着物です。 豊かに咲く牡丹の花、裾には大輪の花をつけた白百合が置かれていますが、普通ならそういったお花が主役になるところを、敢えて後ろに持っていき、それに重なるように桔梗や野菊、そしてススキなどが描かれています。 一番手前には枝垂れ柳が肩口から枝を広げていて、小さなお花にはぽってりとした手刺繍が施されています。 そのユニークともいえる配置で柄に奥行きが現れ、個性的な華やかさを醸し出しているようです。 四季折々の草花がそれぞれの存在をしっかりと表しながらも、バランスよく配置された見どころの多い素晴らしいお着物です。 地の色は藤色「#bbbcde color-sample.com」、 桔梗の花は紺藍「#28274d color-sample.com」、 菊の花は滅紫(けしむらさき)「#332631 color-sample.com」、 女郎花の色は菜種油色「#a69425 color-sample.com」、 葉の色は緑青色「#47885e color-sample.com」、 千歳緑「#254d33 color-sample.com」、 青緑「#00a497 color-sample.com」 をご参照下さい。