本場久留米絣着尺 山村健作
伝統工芸会正会員・山村健さん作の久留米絣の着尺反物です。
日本の染織文化においても、民芸の世界でも、昔も今も広く愛される歴史ある藍染・絣ですが、久留米絣はその中でも一番メジャーなものの一つと言えます。
近年、伝統工芸展などに出品されている作品などを見ると、昔の日常的なものからは遠く離れた、目を見張る様な素晴らしい作品が多く生み出されています。
しかし、藍染の先染で、括り糸の絣で手織で行われる何段階もの工程部分は変わることはなく、伝統にのっとった底に流れる様な力強さは変わらずに重みがあり、長い歴史の中で、現在まさにデザインが高度になったことから、藍の花が咲いた様な感動があります。
こちらの作品も、藍染の工程差によるグラデーションが巧みに使い分けられ、残された白がまたとても美しい素晴らしい作品です。
山村さんは、先回の伝統工芸展にも、このグラデーションを使った素晴らしい作品を出品していらっしゃいます。
とても新鮮な印象を受ける、藍染木綿ならではの美しい作品です。
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商品番号 k0306
本場久留米絣着尺 山村健作
販売価格 有難うございました |