経節紬松文様絵絣着物 浦野理一作
着丈162(+3)cm 裄丈65(+4)cm 袖丈47(+2)cm
染織研究家としても著名で研究に基づく忠実な復元の試み、都会で映える素敵な工芸的作品を数多く残され、今なお人気の高い作家である浦野理一さんの作品です。
絵絣の作品は主に弓ヶ浜絣をベースにされていた様で、明治期の弓ヶ浜絣に見られる松の図案を、本来は藍に白の絣で織るのですが、ネガとポジの原理で逆に松の柄を藍の色で出されています。
小さな布でしたが、以前に扱ったことのある弓ヶ浜絣のかなり古いものに、これに近いパターンを見た事があります。
風合いは伯州綿のややぽってりとした感触を節紬でうまく再現されている様に思います。
手にとって見られるとかなり強いイメージのある作品ですが、身にまとってみられるとさほど民芸色も強くなく、すんなりとなじんでしまうのも浦野さんの作品の特徴と言えるでしょう。
商品番号 k0343
経節紬松文様絵絣着物 浦野理一作
販売価格 有難うございました |