紋紗手描いちご柄小紋
アンティーク
着丈153ｃｍ 裄丈63.5(+4.5)ｃｍ 袖丈69ｃｍ
長年、アンティークのお着物を扱ってきた中でも出合ったことがない珍しい図案で、大胆にいちごを描いた紋紗の小紋です。
染織の世界でも、明治期まで続いた色々な決まり事から一気に解き放たれた化の様に急変した大正時代ならではの、自由闊達な色使いとデザインの代表的な作品といえます。
それでいて、どこかに古典の良さを兼ね備えていて、技術的な面でも優れていることで、この時代の染織品に多くの方が魅了されるのだと思われます。
こちらのお着物も大胆な色柄でありながら、地色は伝統的な江戸紫色を取り入れていて、いちごも一つ一つ丁寧に手描で描かれています。
ぼかし染の技術も素晴らしく、白のぼかしの中に、白の胡粉で葉が描かれていて、折れた部分だけに鮮やかな緑色が使用され、アクセントになっています。
100年近くの時間を経たとはとても思えないくらい、本当に活き活きとしていて、状態も良く大切に保管されていたことがうかがえます。
素晴らしい夏のアンティークの逸品です。
アンティークでやや小さめのお寸法になっています。
部分的なやりくりで現代のお寸法に近づけることも可能です。
お仕立などのご相談は当店でも承りますので、ご相談ください。
商品番号 k0348
紋紗手描いちご柄小紋
販売価格 有難うございました |
