秋草に虫籠図手描友禅縮緬小振袖
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秋草に虫籠図手描友禅縮緬小振袖

アンティーク
着丈158cm 裄丈63.5cm 袖丈83cm

ふっくらとしたややしぼのある縮緬地に、シックな色使いの手描友禅で萩やなでしこ、桔梗などの秋草と虫籠の絵が描かれた大正時代の小振袖です。
初秋の季節を表した情緒あふれる図柄ですが、夏の後半のアンティークの単衣に時々見る事があります。
こちらの着物は珍しく、八掛も共の図柄で染められていて、もともと袷にするように作られたものの様です。 北の寒い地方の方のリクエストによる注文品だったのかもしれません。
そんな時代を経た昔に思いを馳せたりするのも、アンティークの楽しみの一つでもあります。
平安時代から、秋草の咲く頃に庭先に虫籠を置いて虫を寄せ、ひととき音色を楽しんでまた庭に放すといった優雅な楽しみがあったそうです。 そんなひとときを描いた、時代色ある素敵なお着物です。
鑑賞用的な要素もありますので、オリジナルのままの状態となっています。
着用をご希望の方には、お直し、お仕立等のご相談も承ります。

商品番号 k0349
秋草に虫籠図手描友禅縮緬小振袖
販売価格 280,000円+税

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