天保縞経節紬 浦野理一作
着丈165cm 裄丈69cm 袖丈48cm
昭和の着物専門誌に多く紹介され、憧れのお洒落着として各界著名人や一般の着物ファンにも人気が高く、そして今日も変わらぬ人気を持ち続ける浦野理一さんの作品です。
シンプルな縞模様ですが、こちらの作品は、幕末から明治初期にかけて手紡ぎの木綿で織られてきた手織縞を復元したシリーズの一つと思われます。
10年くらい前に「浦野染織研究所」の共箱に入った「天保縞復元」というタイトルの同じタイプの作品が入荷したことがあります。
実際に日本で木綿が貴重品であった幕末時代、手紡ぎの風合いの良いモダンで素敵な縞が織られていました。
それを参考にして、浦野さんならではの感覚とセンスで着物として復元されたこちらの作品も、縞を構成する糸の色が絶妙で、昭和中頃には大変珍しくお洒落で目を引いたことと思われます。
古い物ですのでお寸法の問題もあり、当店でお手入してお仕立替をいたしました。
帯合せを楽しんでいただける、とても素敵な紬の着物に仕上がりました。
商品番号 k0374
天保縞経節紬 浦野理一作
販売価格 有難うございました |