草木染手織紬 白鷹お召
着丈159(+6)cm 裄丈65(+4)cm 袖丈47(+2)cm
米沢の置賜地方で古くから高級な絹織物として生産されていた紬の総称を置賜紬といい、米沢、長井、そして白鷹があります。
その中で白鷹お召は、撚りが強くかかった経糸を手彫りの絣板にしっかりとくくりつけ、板締染を施すため、織りあがった布のみみ(端)に特徴があり、それが塩沢お召との違いでもあります。
昭和の初めに、現在の白鷹お召の形に完成された様ですが、
その細い亀甲や十字絣の組合せによって織り出される幾何学文様の精密さには驚きをおぼえます。
日本各地の伝統織物に言える事でもありますが、現代とは違い、図案化的なデザイナーなど専門職の方がいるわけでもない時代から、土地の風土や気候に育まれ、自然発生的に生み出されたという事は本当に素晴らしいです。
強撚糸を使用している事でややしぼがあり、弾力性に富んでいるのでしわになりにくく、お召いただきやすい事で、根強いファンも多くいらっしゃる様です。
日常に楽しめて、長くお付き合いいただける、大変お洒落なお着物です。
未着用品。
商品番号 k0392
草木染手織紬 白鷹お召
販売価格 有難うございました |