経節紬リボン柄絣着物 浦野理一作
着丈170cm 裄丈69cm 袖丈49cm
浦野理一氏は、日本の伝統的な染織品の研究を長年続けられ、それらの復元もその当時のお洒落な着物を求める方の気持ちに応えるべく、個性的で他に例を見ないタイプの作品を作られ、40年以上前のミセスなどの雑誌の巻頭を飾り、多くのファンを魅了しました。
現在もなお根強いファンが多く、良い状態の商品が入荷し、ご紹介できますととても嬉しく思います。
こちらは、もう一点ご紹介しているグレーの紬よりもやや民芸色のある経節紬のお着物です。
とは言っても、やはり浦野氏の作品ですので、おはおりいただくと絣の柄などの感じからしても、その当時の産地物の藍の絣の着物とは全く違うイメージになるのが不思議です。
程よく昭和っぽさが出るのですが、絶対に野暮ったくはならず、むしろハイセンスな雰囲気を醸し出してくれます。
こちらは単衣のお仕立になっていましたが、生地の特性からも袷の方がおすすめですので、当店でお手入、お仕立替をいたしました。
浦野氏の作品集にもこのタイプの縞絣が掲載されています。
40年前にはセンセーショナルに注目を集めた浦野氏の作品ですがある意味流行に関係なく、長くご愛用いただける定番的な物が多いのも、人気の理由と思われます。
伝統的でありながら現代の用の美にマッチした、モダンでなおかつ深みと味わいのある作品は、日本人の心にすんなりと溶け込み、手元においてご愛用していただける物なのでしょう。
商品番号 k0426
経節紬リボン柄絣着物 浦野理一作
販売価格 有難うございました |