経節紬矢鱈縞着物 浦野理一作
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経節紬矢鱈縞着物 浦野理一作

着丈161cm 裄丈69cm 袖丈49cm

浦野理一氏は、日本の伝統的な染織品の研究を長年続けられ、それらの復元もその当時のお洒落な着物を求める方の気持ちに応えるべく、個性的で他に例を見ないタイプの作品を作られ、40年以上前のミセスなどの雑誌の巻頭を飾り、多くのファンを魅了しました。
現在もなお根強いファンが多く、良い状態の商品が入荷し、ご紹介できますととても嬉しく思います。
こちらは経節の矢鱈縞の紬のお着物です。
明治末期から大正期に日本でも各地で木綿の栽培が可能になり、農閑期に女性が木綿を紡いで機織をする様になりました。
まだまだ個人では絣柄などを織れる技術はなく、木綿の糸も貴重品であったため、本来絣を織るために括り糸で染められていた糸が何らかの理由で使われなかった物を譲り受け、自宅で織ったりしたそうです。 そんないきさつから、絣柄にならず、普通の縞とは違った味わいのランダムな絣の足がある縞模様が生まれ、矢鱈縞と呼ばれていました。
そんな矢鱈縞の雰囲気を紬糸で復元され、色使いもよりモダンな雰囲気に完成された作品です。
浦野氏の作品は、都会になじむスタイルの民芸テイストのある物が主流で、それも人気の理由の一つと思われます。
季節によって帯合せを楽しみに、色々に着こなしを変えていただける素敵なお着物です。
お仕立替済。

商品番号 k0427
経節紬矢鱈縞着物 浦野理一作
販売価格 有難うございました

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