首里の花織単衣着物 富浜みどり作
着丈156(+13)cm 裄丈69cm 袖丈49.5cm
久しぶりに首里の花織のお着物が入荷いたしました。
このシーズンにちょうど良く、単衣のお仕立となっています。
首里の花織は裏側に糸が渡っていないため、単衣としてもお召いただきやすいです。
グレーの濃淡使いのグラデーションに黄色のラインがやさしく配置され、黄色が交差する部分のポイントの花は黒になっています。
やさしさの中にきりっとしたメリハリのある素敵な色使いです。
沖縄の数多い染織品の中でも、首里の花織は、読谷山花織や与那国花織とは少し違い、独特の光沢とはりがあります。
作品数が少ない事もあり、お召になってお出かけになられると、あまりご覧になった事がない方は少し不思議な珍しい質感に、どこの紬かしらと思われるかもしれません。
日本工芸会の最近の作品も、こういったタイプの光沢のあるロートン織の様な紬が多い事から、伝統工芸品というよりも作家物の様な印象を受けるかもしれません。
紬織の世界は広く、奥が深い事をまた改めて感じたりします。
白地の帯などでモノトーン的なコーディネートもお洒落です。
少しぜいたくな気分で軽やかにお出かけいただきたい、上品で素敵なお着物です。
商品番号 k0455
首里の花織単衣着物 富浜みどり作
販売価格 有難うございました |