竹に雀の図弓ヶ浜絣木綿単衣着物
着丈164(+8)cm 裄丈67(+3)cm 袖丈49cm
古くから、そして昭和前半頃までは全国各地で木綿が栽培され、九州、山陰、山陽などで絣は盛んに織られていました。
戦後やはりコストの面や量産が難しい点などから、他の産地の手工芸品と同じく、本当に手仕事の優れた作品は姿を消し、現在ではほんの少量しか作られなくなっています。
弓ヶ浜絣は伯州綿の特徴でもある、温かみのあるふわりと手触りの良い質感で、図柄の完成度も高くどこか洗練された感があり、個人的にもとても好きな織物の一つです。
母や祖母の代の人達の間でも評価が高かった事を覚えています。
幕末に伊予から絣の技術が伝わったという説もある様ですが、神話の古里でもある地域のどこかロマンを感じる様な図柄は、明治期の物にも多く見られて楽しいです。
そんな背景から伝承されている弓ヶ浜絣の木綿のお着物のご紹介です。
紬のお着物の様に広衿、居敷当の単衣仕立となっています。
商品番号 k0492
竹に雀の図弓ヶ浜絣木綿単衣着物
販売価格 有難うございました |