野ばら図加賀友禅附下 成竹登茂男作
身丈164.5(+5)cm 裄丈66(+4)cm 袖丈49cm
紅藤色を渋くした地にぼかしが入れられ、野に咲く蔓ばらの花が描かれた加賀友禅、成竹登茂男氏作のお着物です。
柄の面積は少なめで、余分なボリュームを抑えていながら、加工は良く、きちんと存在感もあります。
あまり年齢や季節を問わない良い附下、訪問着というのは、リクエストは多いのですが、数は本当に少ないです。
今回、もう一点ご紹介している竹屋町風刺繍の附下も、そういったタイプの一つです。
お稽古事の会やお集まりなど、何かとお着物を着る機会の多い方に人気がある様です。
帯合わせで強弱をつけられますし、それでいて格はキープできます。
そしてこのお着物の様なクラスの物になりますと、お召になった時には高級感があります。
また、あまりこてこてで伝統的なかたい柄ではなく、自然の中の草花を描いた物というのはすんなりと取り入れやすいと思われます。
特にばらの原種である一重の花びらの蔓ばらは、個人的にも大好きなお花の一つで、実際のお花も本当に可愛らしいのですが、近年のお着物の図案になっている事は少ない様です。
自然界にあるものを中心にテーマにして作られる加賀友禅ならではと言えるかもしれません。
そういった意味でもおすすめの素敵な一点です。
1枚目の写真をクリックすると、大きい画像をご覧いただけます。
商品番号 k0536
野ばら図加賀友禅附下 成竹登茂男作
販売価格 有難うございました |