本場琉球南風原花織紬着物
身丈167cm 裄丈69cm 袖丈49cm
沖縄の染織文化の歴史は古く、その長い歴史の中で、外国との交易によって様々なデザインや技術が伝わりました。
それらを独自のものとして習得し、風土に合った形に完成させていき、そうして花開いた代表的なものの一つに花織があります。
こちらは翡翠色の経糸と鶯色の緯糸が織り成す、玉虫の様に変化する沈香茶色の地に、小さな赤と白の花が散りばめられたかの様な、素敵な花織の紬のお着物です。
花を囲む様に配された変り格子の交差点には、小さな絣も織り込まれています。
小さなところまで見ていきますと、色々な技術が盛りだくさんに織り込まれた、とても手の込んだ作品ですが、お着物として見た時には手仕事の温かみが伝わってくる、どこか懐かしさを感じられる様な素朴さがあります。
お色も少し珍しいタイプと言えます。
季節の染の名古屋帯と合わされて街へお出かけいただくと、動きによって浮織の花の糸に光が当たり、本当に小さなお花が咲いた様に可愛くきれいな事でしょうと、思わず想像して嬉しくなってしまいます。
お仕立上り。
商品番号 k0544
本場琉球南風原花織紬着物
販売価格 有難うございました |