青海波文一方附縫絞り藍染紬
身丈166cm 裄丈67cm 袖丈48.5cm
緯に節のある白山紬の様なしっかりとした紬地に、青海波の模様が藍の絞り染で染められた一方附のお着物です。
白い生地の状態で屏風だたみにして、青海波の柄に沿って縫って板で挟んだものを藍に漬け、浸透させて染めたものと思われますが、浸透する染料がもたらす偶発的な模様は、おそらく作者にも予想しがたい様な色々な表情と味わいがあって楽しいです。
こちらのお着物は全体の青海波の模様が一方向に上を向いて揃えられ、そのために工程も何段階か増える事からも、こだわりの作品の様です。
藍染で染められた絹のものならではの弾力性があり、大変お召いただきやすいと思います。
実際にお召になると、青海波の模様よりも藍の濃淡が面白い染の着物といった印象になりますが、すぐ傍まで来て近くで見られると「わあすごい」という驚きがあると思います。
確かにどなたにでも似合うタイプとは言えませんが、少しだけ民族的なテイストのあるものをお好きでこなされるモダンな方には、大変おすすめの珍しいお着物です。
商品番号 k0621
青海波文一方附縫絞り藍染紬
販売価格 有難うございました |