御所解文様総柄訪問着
身丈162cm 裄丈64.5cm(+4) 袖丈47.8cm
江戸時代後期から武家の女性の着物の模様として大変好まれ、その後大正時代以降も少しずつ変化しながら、現代でも格調高い文様の代表格であり人気の高い、御所解文様の総柄の訪問着のお着物です。
こちらは波文の地紋のある生地に黒地で染められ、おそらく昭和の中頃の作と思われますが、上前などに細やかな刺繍も施され、古典の良さを十分に表現された素晴らしいお着物です。
梅や紅葉や竹の赤の部分にとても細かい疋田文様が胡粉で描かれている事も、全体をより格高なものとしている様です。
御所解文様の特徴のひとつでもある、霞を表した横縞の線に手描きならではの揺れがあり、表情豊かな味わいを出している様です。
全体の小紋調の柄付ですので、アンティークで言えば散歩着的な扱いで、帯合わせ次第でレストランウエディングなどのセミフォーマルから、少しだけ改まったお食事会などのお集まりなどに、強弱をつけて着こなしを変えていただけますし、どのような場面でも程良く華やかで目を引く事と思います。
大変おすすめのお着物です。
今回はもう一点、グレー地の少し違った印象の御所解文様の訪問着も入荷しています。
商品番号 k0622
御所解文様総柄訪問着
販売価格 有難うございました |