麻の葉に桜藍型小紋 日本工芸会正会員 松原利男作
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麻の葉に桜藍型小紋
日本工芸会正会員 松原利男作

身丈169cm 裄丈65.5cm 袖丈49cm

重要無形文化財「長板中型」保持者・松原定吉さんのご子息である松原利男さん作の藍型の小紋が久しぶりに入荷いたしました。
藍味のある白地に松原家特有の明るい藍が清々しく冴えて、可愛い桜が染められた素敵な地白型の小紋です。
変り麻の葉の中には、桐や青海波などの伝統的な小紋が散りばめられています。
安定感を感じる麻の葉の図案の間を縫う様に、枝垂桜の枝が風になびく様にしなやかに曲線を描き、その対比がバランス良く目に映ります。
枝垂桜についた小さな桜の花と、それに重なる大きな花はコスモスの様にも見えて、秋にも着たいななどと思えます。
少し前の時代の作品の様で、当店で時間をかけてお手入し、お仕立替をいたしましたが、時代的に布幅が狭く、残念ですが裄はこれ以上出す事ができません。
伝統的な技術を厳しく受け継ぎ、それに揃ってひとつとして手を抜く事もなく丁寧に染められたこの美しい藍型のお着物は、今かえって新鮮な光を放っている様です。
お仕立替済。

商品番号 k0664
麻の葉に桜藍型小紋 日本工芸会正会員 松原利男作
販売価格 有難うございました

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