本場琉球ヤシラミ織木綿着物
銀座こうげい扱
身丈163ｃｍ 裄丈68.5ｃｍ 袖丈49ｃｍ
その気候風土から暑い時期に適したものも数多く、夏になるとますます脚光を浴びる沖縄の染織品ですが、芭蕉布、宮古上布、八重山上布をはじめとする植物繊維のもの、また絹の透明感が美しい夏琉球絣、花倉織などがあります。
琉球の染織品には長い歴史や、それぞれに完成度の高さがあり、また他の地域には見られないバリエーションの豊かさもあって、見ている者には本当に楽しい限りです。
そんな中でも少し珍しい木綿のヤシラミ織のお着物ができあがってまいりましたので、ご紹介させていただきます。
数年前にも一度入荷した事がありますが、木綿のヤシラミ織は技術的に織れる方が少なく、採算的にも合わないため、ずっと以前にオーダーに近いかたちで手に入れたものだと持ち主の方が言われていました。
こちらのお着物は、その前回のものよりも少しふんわりとした質感の木綿です。
ヤシラミ織と交差して、斜めに手を繋いだ様に花織が配置されていて、メリハリのある立体的な絣の面白さがあり、それに花織が可愛らしを添えている様です。
風合い的には、夏に限らずもう少し長いシーズンにお召いただけそうです。
木綿のヤシラミ織ならではの質感と絣の面白さを目にされた事がある方は少ないので、お召になりますと、見る方には不思議な印象を与え、きっと「それはなんですか？」と尋ねられると思います。
白の博多織の帯などを合わされるとキリッとして格好良いですし、単衣時期に紅型の柄の染帯などと合わされるのも楽しいかもしれませんね。
素敵な日常のお洒落着として、贅沢に楽しんでいただきたいおすすめの一点です。
お仕立上り。
商品番号 k0688
本場琉球ヤシラミ織木綿着物 銀座こうげい扱
販売価格 有難うございました |
