絣に染伊那紬着物
身丈168cm 裄丈68cm 袖丈49cm
古くから養蚕が盛んだった信州の伊那谷は気候風土に恵まれた美しい盆地です。
その地で生まれた伊那紬は、結城紬や大島紬と並ぶ憧れの工芸的お着物でした。
独特の光沢は豊かな産地で生まれたお蚕の品質の良さを象徴しているかの様です。
こちらは経に細い縞が織られ、反物の片側だけに横絣が10センチ位のところですーっと消える様な柄に織られた紬に、藍と緑と茶の3色の経縞が引き染で染められたとても凝ったお着物です。
どちらかというと袷の早い時期にお召になると良いタイプの、細い糸のサラッとした質感のものです。
お羽織りになりますと、染めの縞の奥にある織り柄が面白い効果を発揮して、特に横の絣の柄がアクセントの様に見え隠れします。
染め縞の境目が暈しになっていて、さほど強い柄にはなっていませんので、帯合わせも難しくないと思われます。
シャキッとした気持ち良さのある素材で、とても着心地が良いのではないかと思います。
ちょっと珍しい色合いのお洒落な伊那紬です。
未着用品。証紙有。
こちらの着物の茶色は「#331405 WEB色見本 原色大辞典」を、
緑色は「#354c1e WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 k0695
絣に染伊那紬着物
販売価格 有難うございました |