花唐草丸紋図結城紬附下 紬屋吉平扱
身丈162ｃｍ 裄丈68ｃｍ 袖丈49ｃｍ
花唐草の図案が大きく丸紋の形に白揚げ友禅で絵羽模様に描かれ、部分的に極細の金糸で手刺繍が施された蒲萄色（えびぞめ）地の結城紬の附下のお着物です。
シンプルに見える図案でありながら非常に手の込んだものです。
いつもながら地色の紫はやはり実物をご覧いただかないとなかなかご説明が難しいのですが、年月を経てよりそうなったのでしょうか、素材の質感としっくりと馴染み、深みと品格のある素敵な色となり、それが結城紬ならではの光沢とともにとても美しく目に映ります。
これからの季節にはしっとりとした色合いの有職文様や少しアンティーク色のある菊の柄などの袋帯と合わされるのも素敵ですし、更紗模様の染めの帯なども良いかもしれません。
こちらはずっと以前に入荷していたものを、経年変化している部分の色の調整などにかなりゆっくりと時間をかけて、オリジナルの雰囲気を壊さない様にお手入れをして、当店でお仕立をいたしました。
とても綺麗によみがえってできあがってきて嬉しく思いました。
昭和の憧れブランド的な、ちょっと贅沢で個性的なお着物です。
是非お好みの素敵な帯と合わせて、この贅沢感を味わっていただきたいと思います。
同色暈しの縫紋が一つ入っています。
こちらの着物の色は「#331425 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 k0707
花唐草丸紋図結城紬附下 紬屋吉平扱
販売価格 有難うございました |
