紅葉の刺繍暈し染附下
身丈161cm 裄丈66cm 袖丈48.5cm
この季節に、深山の紅葉の儚げな様子を描いたこんな情緒あふれるお着物をご紹介できて良かったと思います。
もう一点、源氏物語の「紅葉賀」を題材とした橋村重彦氏作の訪問着をご紹介していますが、そちらは友禅で大和絵を彷彿させる様なボリューム感のあるタイプです。
同じモチーフでありながら、二つの作品が対照的で興味深く、でもどちらも日本の着物ならでは表現できる美しさです。
深緑色の地に、裾を鶯茶色で暈し染めを入れ、そこに紅葉の一枝とその葉がはらはらと舞う様子を素晴らしい日本刺繍で描かれた附下のお着物です。
こちらは日本刺繍の第一人者でもある草乃しずかさんの作品だそうですが、上前の暈しになったところにかかる枝が本当にたおやかで美しく、それだけで深山の秋の情景が浮かんで来る様な力があります。
洒落紋の様に同じ紅葉の紋が一つあります。
この季節ならではの贅沢をお楽しみいただけたらと思います。
未着用品。
こちらの着物の鶯茶色は「#66531c WEB色見本 原色大辞典」を、
深緑色は「#3c4c1e WEB色見本 原色大辞典」を、
紅葉の色は「#7f1f0c WEB色見本 原色大辞典」、
「#66331c WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
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商品番号 k0718
紅葉の刺繍暈し染附下
販売価格 有難うございました |