磯辺風景に花の丸紋訪問着
銀座きしや扱
身丈159cm 裄丈65cm 袖丈49cm
唐茶色と藁色の2色の暈しで寛文小袖の様な大胆な染め分けの構図が取られ、そこに松林と波紋が非常に細やかな糸目の友禅で描かれています。
さらに花の丸紋が散らされ、その中は本金箔の摺箔が施されるという、大変手の込んだ「お衣装」と呼びたくなる様な訪問着のお着物です。
緞子地の地紋が動かれるたびに更なる重厚さを見せてくれるのですが、色がとてもやさしく同系色で染められているためか、重すぎたり、きらびやかになりすぎたりという事はなく、全体的に素敵な高級感でまとまっています。
上前の桜と菊の部分にさりげなく施された手刺繍もとても品が良く、可憐な雰囲気となっています。
定番的な人気のある色柄ではありますが、近年ではもちろんコスト的な問題もあるのでしょうが、少し似た雰囲気ではあっても、こちらのお着物の様なグレードのものにはあまり出合う事ができなくなりとても残念です。
着る方の品格を間違いなくより高めてくれて素晴らしい着姿を約束してくれる様な本格的な訪問着です。
こちらはオリジナルの寸法のままとなっているため、少しお値打価格とさせていただいております。
共の染め柄の衿比翼と八掛で、染抜きの一つ紋が入っています。
詳しくはお問合わせくださいませ。
唐茶色は「#99632d WEB色見本 原色大辞典」を、
藁色は「#e5d689 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
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商品番号 k0738
磯辺風景に花の丸紋訪問着 銀座きしや扱
販売価格 有難うございました |