花と貝の柄辻が花染訪問着
日本工芸会正会員 福村廣利作
身丈158cm 裄丈68cm 袖丈48.5cm
浅紫色に少しグレー味をかけたシックな藤色系の地に、濃淡の絞りで道長取風に染め分けられた柄の中に、椿や楓、藤などの草花と、貝と水草の模様が絞りと墨で描かれた辻が花染の訪問着のお着物です。
こちらは今春に名古屋帯をご紹介しています辻が花染の大家である小倉一門のお一人でもあり、日本工芸会正会員の福村廣利氏の作品です。
同じ流れを汲む木原明氏の作品とはまた違った個性で、どちらかというと伝統的な落ち着いた美しさの様なものが感じられます。
メインの柄の周りに散らされた波文様が素敵なアクセントとなって、全体をリズミカルなものとしてくれている様でもあります。
また椿の花のそばの葉の臙脂色は、地の浅紫色をとてもきれいに引き立てます。
こちらは少し前の作品の様で絞り染のものである事からも、地色に若干の濃淡の様なものが見られます。
寸法も現代のものに比べて少し小さめな事もあり、少々お値打価格とさせていただいております。
いつかは一枚と思われているファンも多い、辻が花染の中でも大変クラスの高いおすすめの一点です。
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商品番号 k0749
花と貝の柄辻が花染訪問着 日本工芸会正会員 福村廣利作
販売価格 有難うございました |