色紙散し経絽附下
身丈165cm 裄丈67cm 袖丈57cm
畳紙を開けると透き通る様な甕覗きの水色がまず目に飛び込んできて、しなやかな絹の光沢にわくわくします。
10cm角の可愛い色紙がまっすぐの向きでお行儀良く散らばって並べられ、その中に高級な千代紙の様に変り格子や紗綾型、斜め格子の模様が淡い上品な色使いで染められた附下のお着物です。
程良い張りのある経絽の生地に可愛らしさの感じられる模様が描かれていますが、色紙という枠の中に描かれているからか、とてもきちんとした雰囲気になっていて、均整の取れた気持ち良さが感じられます。
別でご紹介させていただいております小手毬の訪問着と同じく、こちらも先日よりご紹介させていただいているお着物や帯との一連のものですが、伝統的でさりげない雰囲気の中に品質の良さと優れた意匠からなる風格の様なものが見受けられます。
特に単衣や絽などの夏向きのお着物ではなかなか出合えないクラスの良さのものだと思います。
格高小紋のイメージで、一段カジュアルにお召しになっても良いのではないでしょうか。
白い絽綴れの帯がよく合いそうですし、もう少しボリュームを出されるのでしたら夏唐織の袋帯とも素敵に合います。
夏のお出かけが楽しみになりそうな素敵なお着物です。
袖丈を49cmにされても柄は切れません。
未着用品。
商品番号 k0760
色紙散し経絽附下
販売価格 有難うございました
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