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露芝に花友禅に刺繍単衣紬訪問着

ふんわりとして適度な光沢のある紬地に露芝が描かれ、そこに2種類のお花が手刺繍でアレンジされた、素敵な単衣の訪問着のお着物です。
やや緑味のある澄んだグレーが、引き染めで染められる事でニュアンスのある素敵な地色となっています。
赤いお花はレースフラワーの様にも見え、白いお花は仙人草かなと思われますが、少しディフォルメされて描かれているのではっきりとはわかりません。
これと言って季節を表現されているのではなく、古典の中にモダンさを味付けした様な印象の作品の様です。
葉に施された摺箔や細かな手刺繍など、どの部分を見ても本当に加工の良い上質なお着物である事がわかります。
シックで上品な地色となっていますが、お召しいただきますと手元で見る以上に素敵な華やかさが現れます。
単衣である事にとても贅沢な嬉しさがありますが、後々には袷にお仕立替えをされても良いかもしれません。
タイプ的には少し珍しいものと思われますので、お探しの方には大変おすすめの、こだわりのあるお洒落なお着物です。
こちらの着物の地色は「#606647　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。
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