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商品番号 k0788
葡萄蔓文様小紋着物
多ち花製
販売価格 有難うございました
身丈 |
161 cm |
裄丈 |
65(+4) cm |
袖丈 |
56 cm |
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葡萄蔓文様小紋着物
多ち花製
波の模様が網代の様に市松に配置された地紋の丹後ちりめんの生地に、時代衣装を彷彿とする様な葡萄蔓の模様が染められた小紋のお着物です。
近年の大正時代のアンティークを意識して作られているタイプのものとは少し違って、こちらはしっかりとした取材から作られていてとても素敵です。
おそらく江戸初期の能衣装の唐織のものを染めで復元されたものと思われますが、それは地染めが白地と海松色の2色で染め分けられていたり、白地の部分にある沙綾型の模様がかすれた様に染められている事などからも見て取れます。
江戸期のういったタイプの能衣装などの図柄には夕顔を表現したものが多い様ですが、こちらは葡萄という設定の様でたわわに成る実も描かれています。
蒲葡と渋紙色の葉に疋田模様が入れられ、さらに時代色と高級感を醸し出している様です。
多色使いですが、全体のトーンが統一されていてお洒落ですし、地染めの海松色と茜色のコントラストもとても綺麗で大変お洒落な品格のある小紋のお着物となっています。
この素敵な古色然とした魅力を活かして、あえて黒地のクラシックな帯を合わされるのも素敵かもしれません。
未着用品。
海松色は「#726d40 WEB色見本 和色大辞典」を、
蒲葡色(えびぞめいろ)は「#7a4171 WEB色見本 和色大辞典」を、
渋紙色は「#66442e WEB色見本 原色大辞典」を、
梅幸茶色は「#887938 WEB色見本 原色大辞典」を、
茜色は「#b7282e WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
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