着物　アンティーク着物　振袖　訪問着　留袖

角通しに暈し染スミレの花訪問着

ここのところ、東京も本格的な寒さを感じる冬らしいお天気になってまいりました。
お店には防寒用のコートが並んでいます。
そんな中、年末の押し迫った時期の京王百貨店のイベント『今昔きもの市』に、思わず慌ただしさを忘れて、一足早く春を感じられる様なこちらのお着物をご紹介させていただきます。
水色のお着物というのが当てはまる様な、澄んだ青藤色の角通しの江戸小紋の地に裾から緑味のあるやさしいグレー・利休鼠色が暈しで染められ、その境目の部分に早春を告げるスミレのお花が可愛く並んで手描きで描かれた、素敵な訪問着のお着物です。
スミレは白と藍のモノトーンで描かれていて、可愛さの中にも大人の雰囲気を持っています。
無地感覚の江戸小紋も素敵ですが、こんな可愛いアクセントのある江戸小紋も楽しくて良いですね。
ボリューム感のある唐織の袋帯とでも、有職文様の名古屋帯とでも色々とお合わせいただけて、ちょっと格高な装いお楽しみいただける事と思います。
袖の丸みがやや大きめとなっているため、少しお値打ち価格とさせていただきました。
ご希望がありましたら、お直しの加工も承ります。
白い帯と合わされて、桜色の帯あげや帯締めで早い春を演出してお楽しみいただけそうなおすすめの一点です。
共の角通しの八掛となっています。
未着用品。
青藤色は「#84a2d4　WEB色見本　和色大辞典」を、
利休鼠色は「#5b665e　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。