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ブーケの柄お召織着物

最近では、色々なタイプのお召織のお着物を目にする様になりました。
淡色系の濃淡のタイプや、草木染の色に少しメリハリのある絵羽附けのタイプ、また変り市松や格子などの幾何学模様が綾に織られる事で少し変わった新鮮な質感に見えるものなど様々です。
柄にもよりますが、光沢のある生地のものは紬とやわらかものの中間に位置する様なアイテムとなっている様です。
袋帯などを合わされて少し改まったお席にも、また名古屋帯で普段のお洒落着にもと、広い範囲にお使いいただける事も人気の理由のひとつかもしれません。
とっておきの工芸作家作品の帯などとお合わせいただきますと、また一段と上級者的なお洒落度の高い着こなしをお楽しみいただけます。
こちらはそういった中でも少し珍しいと思われる、お花の柄を織り出したタイプのお召織のお着物です。
黒地の経縞の地に明るく綺麗な紫・葡萄色の花と、シルバーっぽい銀鼠色でカスミ草の様なちいさな白いお花とが集まったブーケの様な模様が連なって、まるでレースの様に織り出された素敵なお召の小紋附のお着物です。
可愛い模様に対してちょっと大人の色使いがお洒落です。
八掛は葡萄色の幾何学模様の共のものが使われています。
細い糸でしっかりと織り込まれたお召織ならではの独特の光沢が少し個性的で、モダンな色使いのお着物をとても品格のあるスマートな印象のものとしている様です。
ちょっと珍しいお洒落なおすすめの一点です。
こちらは寸法が少し小さめのため、大変お値打価格となっています。
未着用品。
葡萄色は「#42264c　WEB色見本　原色大辞典」を、
銀鼠色は「#7f7f7f　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。