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茶屋辻文様縮緬訪問着

少ししぼのある上質な縮緬地が明るい薄梅鼠色に染められ、水辺に小舟や葛屋のある茶屋辻の風景が白揚げの友禅で描かれ、部分的に手刺繍が施された伝統的な良さのある訪問着のお着物です。
このタイプの訪問着は一枚お持ちになられていますといざという時に安心で、帯合わせで強弱をつけてボリューム感を調整できますので、お出かけ先に合わせて着こなしを変えてお召しいただく事ができます。
だからこそその一点は品質の良いものをお持ちいただく事をおすすめいたします。
結婚式などにご列席される時には重ね衿を使われるととても華やかになりますし、またお茶席などにお召しになる時には草木染の色合いのシックな有職文様などの袋帯などと合わされるのも良いです。
こちらのお着物に手刺繍されているパステルの綺麗な色の糸もおそらく草木染によるものではないかと思われます。
そのためか全体的に華やかでありながら、自然に溶け込むような心が安らぐような雰囲気があります。
寸法的にもゆとりのあるものとなっていますので、身長がおありの方にもおすすめです。
薄梅鼠色は「#e5e0e3　WEB色見本　原色大辞典」を、
麹塵色（きくじんいろ）は「#6e7955　WEB色見本　和色大辞典」を、
藍鼠色は「#6c848d　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。