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草木染手織小格子紬着物

いつもこのタイプの味わいの良いきれいな色使いの手織紬が入荷しますと、心和むような草木の色のグラデーションの美しさ、交差する色の変化の面白さ、そして手になじむ優しい真綿の質感、ふんわりと身体を包み込んでくれる軽やかさなど、その魅力をお伝えするにはどうしたら良いのでしょうかと悩んでしまいます。
たくさんの画像や言葉で表しても実物の持つ素敵な雰囲気は想像していただくしかありません。
こちらのお着物も同じトーンの綺麗な色が約7、8色使われていて、カジュアルな小格子の模様を草木ならではの深くしっとりとした色合いで、大人の着物的な落ち着きのあるものとなっています。
１番明るい甕覗の水色・白藍色と淡く透き通るような虹色のピンクが全体を明るく瑞々しい印象にしているように見えます。
春には明るい色のお花の模様の名古屋帯などと軽快に合わされても良いですし、秋には実の物の図案の帯などと合わされるのもまた楽しいです。
こういったやわらかい色の紬は、きりっとした強めの色の帯締めを合わされると全体が綺麗にまとまり、お着物の色も映え、着こなしがぐっとセンスアップすると思います。
季節ごとに着こなしを変えてお楽しみいただけて、長くお付き合いのできるスタンダードな上質の紬のお着物です。
お仕立替済。
桑染色は「#b79b5b　WEB色見本　和色大辞典」を、
香染色（こうぞめいろ）は「#805c38　WEB色見本　原色大辞典」を、
樺茶色は「#4d4236　WEB色見本　原色大辞典」を、
虹色は「#f6bfbc　WEB色見本　和色大辞典」を、
白藍色は「#c1e4e9　WEB色見本　和色大辞典」を、
青碧色は「#478384　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。