着物　アンティーク着物　振袖　訪問着　留袖

朝顔の図経絽附下

少し気温も上がり、お天気も安定してまいりました。
これからのシーズンのお出かけプランにあわせて単衣の物や初夏のアイテムが気になられる方も多いのではないでしょうか。
そんな季節に最適な着物や帯が続々とできあがってきて、なんだかワクワクします。
こちらは淡い薄桜色の地で上前裾に藤鼠の暈しが入れられ、のびやかな蔓にたっぷりとした大輪の花をつけた朝顔が描かれた経絽の附下のお着物です。
朝顔は最盛期には一鉢に何十個もの花が咲く様子が見られ、1日で終わってしまう儚さがその魅力でもあります。
とてももったいないし不思議だと子供心に感じたのを覚えていたりして、どこか懐かしさのあるお花でもあります。
地色と同じく淡い色調で、薄花桜色、紫苑色などの同系色の濃淡で描かれた朝顔のお花は実物のように美しく、まるでお着物全体が朝顔の花びらのようでもあります。
紗の袋帯や絽綴れの帯などとお合わせいただいて、夏の装いをお楽しみいただきたい上品な清涼感のあふれる、おすすめの一点です。
こちらは反物の状態で入荷しあたものを当店でお仕立てをいたしました。
お色違いも何点かございます。
薄桜色は「#fdeff2　WEB色見本　和色大辞典」を、
藤鼠色は「#b1b1c4　WEB色見本　原色大辞典」を、
薄花桜色は「#7087ba　WEB色見本　原色大辞典」を、
紫苑色（しおんいろ）は「#867ba9　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。