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網目模様総柄絽縮緬訪問着

特別にお誂えをしたと思われるような夏の個性的なお着物が何点か入荷いたしましたので、順番にご紹介させていただきたいと思います。
こちらは黒地の重めの絽縮緬に、肩口から目の細かな網の模様が裾に向かって大きく広がりを見せる形になった総柄の夏の訪問着のお着物です。
どなたでもこなせるというお着物ではなくかなり個性的ではありますが、網の柄にシックな桔梗鼠色を使われていてモノトーンでまとめられている事で舞台衣装的な派手さはなく、お洒落に着こなしていただきますと絶対に格好良い着姿になると思われます。
手描きの力強さとアンティーク的な雰囲気もありますので、鳥や船、またはお魚などの柄の帯で物語性を感じさせるようなコーディネートも楽しいかもしれません。
初夏から夏のパーティーなどのご予定がおありの方には是非おすすめの一点です。
こちらは少し前に作られたと思われるものが未仕立ての状態で入荷いたしましたので、当店でお手入れしてお仕立てをいたしました。
柄合わせをしましたところ、時代的な事もあり、裄丈が66.5�pの上がりとなっております。
お仕立上がり。
桔梗鼠色は「#95949a　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。