【商品説明】
日々深まりゆく秋、外に出てみると肌に感じる空気も澄んで少しひんやりと心地よく思える素敵な季節に、温かみを感じられる真綿の質感が魅力的な紬のお着物を何点かご紹介させていただきます。
こちらは藍の濃淡が美しい手織りの真綿の地に、榛色と栗皮茶色のグラデーションの線が走り、それが交差して大きな格子を構成する伝統的な模様のひとつともいえるの郡上紬のお着物です。
柄としては大きめのものではありますが、縞がグラデーションになっているためあまり強い印象にはならず、それぞれの色と色が引き立て合っているかのように見えます。
淡いベージュ・榛色も藍色に映えてとても綺麗に輝いて見えます。
そのグラデーションの格子に所々に織り込まれた藍の十字絣が全体をキリッとした印象にしてくれているようです。
民芸的な要素もありながらモダンで、草木の染料で染められた上質な真綿の糸の質感が、手で触れてみますとなんとも言えない懐かしさが心に染みるような魅力にあふれています。
織りのものでも染めのものでもお気に入りの名古屋帯と合わせて、早速お出かけしたくなるようなそんなおすすめの一点です。
お仕立替済。
褐返色(かちかえしいろ)は「#203744 WEB色見本 和色大辞典」を、
榛色(はしばみいろ)は「#bfa46f WEB色見本 和色大辞典」を、
苔色は「#28330b WEB色見本 原色大辞典」を、
栗皮茶色は「#4d2a23 WEB色見本 原色大辞典」を、
百入茶色(ももしおちゃいろ)は「#0f181a WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |