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【商品説明】
非常に細やかな地金通しのしなやかな生地が明るく華やかさのある淡いグレーに染められ、裾全体に豊かに流れる水と咲き乱れる菊の花が描かれた東京友禅のお着物です。
木下冬彦氏は熊谷好博子氏に約20年間師事、その作風を受け継がれ、東京友禅ならではの色彩感覚や細密な描写、美しさといった独特の品格のある個性が全体に醸し出されています。
藤色寄りの銀に見える明るいグレー・潤色に、活き活きと流れる白い波の線の美しさと、モノトーンの調子で描かれた菊の花の色、ひとつずつのお花の大きさも少し控えめで知的な印象の華やかさを持っているようです。
そんな均整がとれた細密な美しさを持っていながら決して息苦しさはなく、おおらかな自然の爽やかな風景が心に飛び込んでくるような、清らかな水の流れに触れる事ができそうなほどに気持ちの良さを感じられる素晴らしい作品です。
お召しになるシーンによって少し強い色使いの、例えば龍村系の黒地のインパクトのある袋帯を合わされるのも良いですし、または白地の3シーズン的な軽やかな手機の品質の良い袋帯なども綺麗に合いそうです。
近年これほどの作品にはなかなか出合えませんので、どんな場面にお召しいただいても素敵で品格のある装いにきっと周りの目を引く事と思います。
自信を持ってお召しいただけ、またご満足いただけて、ながくご愛用いただける事と思います。
未着用品。
潤色（うるみいろ）は「#c8c2be WEB色見本 和色大辞典」を、
藍鉄色は「#393f4c WEB色見本 和色大辞典」を、
紅鳶色は「#9a493f WEB色見本 和色大辞典」を、
山吹茶色は「#b3882d WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |
