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【商品説明】
斜めに透かし織の入った白汚しのような明るめのグレーベージュ・亜麻色の地に、その透かし織に交差するようにフリーハンドで描いたようなラフな煎茶色の線が面白い表情を醸し出した紋紗の単衣のお着物です。
地紋と染めの線が交差して、お召しいただきますと斜め格子の小紋の様に見えるのが楽しいです。
また、附下の柄配置で小さな木版調の小紋が散らされています。
その小さな可愛い模様がちょっとだけ民芸的な香りを添えてくれていて楽しく見る事ができます。
附下の柄附けになっていますが、飽くまでも趣味のお着物として大げさすぎる事のないお洒落さが溢れています。
散らされている小紋の柄は鶴のような鳥や水仙の花の丸紋、沢潟、竹の葉など小さいながら存在感があります。
そして可愛いお花は清らかな水が絶えず流れる場所にひっそりと人知れず咲くイワタバコのお花のようで、それもユニークだと思いました。
3cmくらいの小さな図案の中に清涼感を盛り込もうとした作者の気持ちが楽しく見て取れます。
丁寧なつくりが嬉しいシンプルながらも上質な初夏の一点です。
帯合わせによって個性をアレンジして着こなしをお楽しみください。
身巾がややゆったりめのサイズとなっています。
亜麻色は「#ccbda7 WEB色見本 原色大辞典」を、
煎茶色は「#66493a WEB色見本 原色大辞典」を、
花浅葱色は「#216880 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |
