【商品説明】
今年は夏前から秋冬に向けて、思いがけず曽根さんのお着物や帯の作品が何点かずつ入荷して嬉しく思います。
着る人の心に添った作品は、実際にお召しになった時に皆様必ず「わあ!素敵」とおっしゃいます。
一見シックな無地暈しに見えるこちらのお着物でも、何段にも変わる色使いと配置が絶妙で、それが着た時に美しく最大限の魅力を発揮して、手元で見る印象とは随分違い、たとえばこの色使いでありながら決して地味にならないのです。
その品質の良さからくる光沢と、細やかな四菱の地紋による変化のある面白さは素敵なボリューム感となってゴージャスなお召物として輝きます。
身頃の部分に一番大きく面積を取っている藍緑の鉄色の深さがなんといっても綺麗で、それを上下に挟んで表しがたいニュアンスのある色で暈しが繰り返されています。
このタイプの絵羽付けのお着物は、お召しになる方のお身長によって柄の出具合が変わり、同じお着物と思えないくらい印象が変わります。
ちなみに私は身長が155cmくらいですが、きちんと柄を活かして着る事ができました。
小柄の方にとっては、すっぱりと色分けされずに暈しで染め分けられているのも嬉しい事だと思います。
肩口の茶色が大変効果的で、お着物全体を明るく華やかな印象にしてくれているようです。
現在、店頭にはこちらの作品にも素敵に合わせていただける袋帯も揃っています。
お仕立替え済。
一番濃い部分の色は、滅紫色(けしむらさきいろ)「#442F3D color-sample.com」を、
その両端の暈しの色は、海松色(みるいろ)は「#5F5F3B color-sample.com」を、
身頃の色は、鉄色「#3B5951 color-sample.com」を、
肩口の色は、焦茶色「#5C4138の色見本 color-sample.com」をご参照下さい。 |