【商品説明】
ここのところ、朝夕はそうでもないのですが、日中は気温が高く、単衣のお着物を着られている方も見受けられるようになってきました。
先日まで開催していました「樋口隆司 初夏のよそおい展」でも、湯揉み絹縮の単衣のご注文が圧倒的に多く、品質の良い単衣のお着物を探していらっしゃる方が多い事を実感しました。
こちらは天蚕を思わせるような、草木染ならではの黄色味のある綺麗な草色・若葉色が目にも鮮やかな単衣の紬のお着物です。
色がニュアンスのあるものとなっているのは、無地に見える草色の部分が若葉色と刈安色の2色で織られているためだという事に気付き、それにまず驚きます。
また経にシュッシュッと並んで見える浮き織の部分は、糸質の上質さがよくわかるような光沢があります。
非常に細い糸が使用されていますが、おそらく経糸の数が多いからでしょうか、しっかりとした安心感のある質感となっています。
実際にお召しいただきますと、動くたびに浮き織の部分の光沢がさりげなく輝いて目を引きます。
しかるべき作家作品と思われる、計算された品質の良い手織りの紬の単衣のお着物です。
これからの季節には白系の染めの帯、または生成りの変わり織の帯などを合わされると楽しそうです。
お手持ちの帯が活躍してくれそうな、着こなしの範囲が広い、おすすめの上質なお着物です。
若葉色は「#BCC185 color-sample.com」を、
刈安色は「#ECDB71 color-sample.com」をご参照下さい。 |