【商品説明】
変り経涌模様の地紋のある経絽の生地が、少しシャープさのある銀鼠色に染められ、山里の風景が細やかな友禅で描かれています。
「草木染友禅」というジャンルを確立され、繊細な高い技術でセンスの良い情緒的な作品を作り続けられている田村哲彦さんの夏の訪問着のお着物です。
裾には主に緑系の色が使われていて、新緑から夏にかけての瑞々しい空気が感じられます。
一番裾の部分と身頃の無地の部分に散らされた少し大ぶりな松の新芽の模様が、平凡ではない作家物の格と、全体の柄に楽しい動きのようなものをもたらしてくれているようです。
暈しで染め分けられて霞のように消えていく緑の色が美しく、細やかな糸目で描かれた松の木や家並みを見ていても心が和みます。
これほどボリューム感のある夏の訪問着は少ないと思われますので、フォーマルのお席のご予定がおありの方には是非ご覧いただきたいお着物です。
また、こちらのお着物にお合わせいただくのに最適な夏の袋帯も店頭に色々と揃っています。
グレーと緑のコントラストが冴えて大変お洒落な夏のおすすめの一点です。
地の色は銀鼠色「#afafb0 color-sample.com」を、
模様の背景の色は千歳緑色「#316745 color-sample.com」を、
裾の濃い色は深緑色「#183322 color-sample.com」を、
木の色は涅色(くりいろ)「#554738 color-sample.com」を、
山の色は老竹色(おいたけいろ)「#CB8584 color-sample.com」、
藍鼠色「#6c848d color-sample.com」をご参照下さい。 |