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【商品説明】
8月後半に差し掛かると気になり始めるような、来月中旬からお召しいただける単衣のお着物を、店頭やホームページで順にご紹介させていただきたいと思います。
夏の宝石のような布、重要無形文化財の越後上布でもその名前が知られる鈴木苧紡庵さん制作の草木染・手織の紬は、やはり古くから根強いファンがたくさんいらっしゃいます。
嬉しい事に秋を迎える前に偶然にも数点入荷いたしましたので、ご紹介させていただきます。
一反一反真心を込めて作り、世に出されたというその作品から伝わる作り手の思いが心地良く、実際に羽織りますと上質な絹をまとう喜びが感じられ、幸福感があります。
その不思議な感覚は他の織物では体験できない個性とも言えますが、自然体でありながらもその大きな存在感は、作品をご覧いただきますと感じていただけるのではないでしょうか。
こちらは蘇芳で染められたパールのような光沢を持った、ミルキーなベージュの無地の作品です。
無地だからこそ、ずっと触っていたいような滑らかな質感、上質さがわかる素晴らしい紬です。
帯合わせによって着こなしを変えて、色々な表情をお楽しみいただける事と思います。
こんなベーシックな無地の紬が鈴木苧紡庵さんの作品だと考えるだけでとても嬉しくなります。
長くお付き合いいただけそうな、素敵な魅力にあふれたおすすめの作品です。
お仕立て上がり。
白茶色「#E0CEB7 color-sample.com」をご参照下さい。
◆下の文章が反物に添えられていました。
越後魚沼上田の庄は幾千年の永い伝統に生き続ける織物の里でございます。
・・・中略・・・
苧紡庵紬はこの織物作りの心を紬に、この比翼なお蚕を原料に手紡ぎし草根木皮に色相を求め、
手機の技法をもとに一柄を二反と定め本物志向に徹し、作る者の心が皆様に伝わって行くような
織物を目指して一反一反真心をこめて作り上げた逸品でございます。
ご愛用いただけ幸せでございます。
鈴木苧紡庵 |
