【商品説明】
菊の節句である「重陽の節句」は旧暦の9月9日で、現在の暦で言いますと今年は10月23日にあたります。
そんな季節に、菊をモチーフにしたお着物や帯が数点入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。
しっかりとした重厚さのある生地が爽やかな水色・水浅葱色に染められ、野菊や萩、桔梗、女郎花など、秋の野に咲く草花が描かれた安達雅一氏作品らしい訪問着のお着物です。
ベースの部分や、遠くに見える草花は薄墨のような淡い色の濃淡で水彩画のように描かれ、主役のお花たちにはパステルトーンの彩色がされていて、素敵な遠近感があります。
最近では、抜群に豪華な訪問着をお探しの方と、こういった抑えた雰囲気で加工の良いものをお探しの方とに需要が分かれているように思われます。
帯次第でボリュームを変えられるお着物は、お召しいただけるシーンも多く、重宝されるようです。
こちらのようにしっかりとした書き込みで日本画を見ているような品格のある優れたお着物は、実際にお召しいただきますとその良さがぐっと現れ、違った意味の豪華さが感じられます。
飽きる事なく長くご愛用いただけるのではないでしょうか。
地の色は水浅葱色「#b8ccca color-sample.com」、
霞の色は錆御納戸色(さびおなんどいろ)「#597880 color-sample.com」、
花の色は浅蘇芳色(あさすおういろ)「#a25768 color-sample.com」、
灰桜色「#e8d3d1 color-sample.com」、
葉の色は桔梗鼠色「#636266 color-sample.com」をご参照下さい。
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