【商品説明】
紗綾型に春蘭と菊の地紋がある明るい薄茶・白茶色の地に、大胆な構図でありながら繊細な線で笹の模様が取られ、その間に築山や流水、草花といった茶屋辻の模様が細やかな友禅で描かれた訪問着のお着物です。
地紋のあるお着物は動きによって地色に変化が現れて、お着物の柄に奥行きが生まれ高級感を感じられます。
こちらのお着物のように、古典の模様を丁寧に細かく描かれたものですと、さらに上質さが溢れます。
近年では、こういった落ち着きと着ていると安心感があるようなお着物が少なくなっている事が残念ですが、実際にお召しいただきますと、きちんと作られたものが持つその良さを感じていただける事と思います。
少しだけオレンジ寄りの明るい薄茶色は、お顔の色を綺麗に見せてくれる効果もあり嬉しいです。
濃い色の帯を合わせて、小物を茶色系や紫色系にされますと、秋から冬にかけてのお出かけに素敵です。
笹でくぎられた部分の形が筍のようにも見えますので、白系の帯と若草色や淡いピンクの小物にされますと春からの装いにも良いのではないでしょうか。
長くご愛用いただけそうな、大切にしていきたいと思えるようなおすすめの一点です。
こちらは共の柄の八掛がついたお仕立てとなっています。
袖丈は現状55cmですが、49cmにされても柄に問題はありません。
袖丈直しなどの加工はお気軽にご相談ください。
未着用品。
地の色は白茶色「#D1B592 color-sample.com」、
流水の色は黒茶色「#362519 color-sample.com」、
築山の色は鶯色「#9B9368 color-sample.com」、
草花の色は千歳緑色「#335943 color-sample.com」、
蘇芳色「#833638 color-sample.com」、
東雲色(しののめいろ)「#CC705D color-sample.com」をご参照下さい。 |