【商品説明】
紅梅織のように緯糸に太く節のある真綿の糸が織り込まれ、経には捩りのような変わり織が施され、交差すると吉野格子のようにも見える紬地です。
その生地が大胆な大きさの格子の模様に板締め絞りで染められ、大きな四角の無地の部分も絞り染めならではの暈しが加わりニュアンスのある色となっています。
変わり織の生地に染められた事による節の濃淡と、絞り染めの濃淡とがミックスされて面白い表情となっていて、秋の単衣の時期に楽しくお召しいただけそうです。
上質で軽く着心地も良さそうで、帯合わせも難しくなく色々とお合わせいただけて、季節の図柄が描かれた九寸名古屋帯やちょっと軽やかな3シーズン用のお洒落袋帯なども素敵です。
近年は11月の初めくらいまで気温が高く、こういったタイプの紬ですと日によっては単衣でお召しになる方も多いように見受けられます。
装いの決まり事も、気候の変化に伴って段々と変わっていくのではないかと思います。
春先には白い帯が映えそうですし、秋口には茶系の帯も素敵です。
グレイッシュな藍色がお洒落なおすすめの一点です。
地の色は御召御納戸色(おめしおなんどいろ)「#263a4d color-sample.com」、
暈しの色は湊鼠色(みなとねずみいろ)「#80989b color-sample.com」、
格子の色は黄橡色(きつるばみいろ)「#b68d4c color-sample.com」をご参照下さい。 |