【商品説明】
少し光沢のある極細の地金通しの生地が、淡いグレー味のある黄緑・青白橡色に染められた地に、肩口から大きく藍系のグレー・藍鼠色の暈しが施され、上から下へ流れるような枝ぶりの萩の花が描かれたボリューム感のある単衣の訪問着のお着物です。
萩の花にはひとつずつ丁寧に胡粉が挿され、ほんのりと鴇鼠色の紅が見え隠れしてしっかりとした存在感の姿が表現されています。
そのお花と全体に施されたたたき染めの甘さのコントラストには計算された美しさが感じられ、優れたデザインと高い技術でつくられたお着物だという事がわかります。
この季節のものとしては希少な、柄付けの多い贅沢感のある素晴らしいお着物です 。
大胆で躍動感のある柄ですが、野に咲く萩のお花がモチーフになっている事と、自然の中にあるものが持つ清楚な印象と爽やかな空気感のある色使いによって素敵なお着物となっています。
柔らかいイメージをそのままに、白や銀系の袋帯を合わされると良いですね。
また、きりりとした濃い色の帯を合わされると知的でクールな印象を醸し出してくれそうです。
これからの季節にフォーマルのお席のご予定がおありの方には是非ご覧いただきたいお着物です。
お仕立て替え済。
地の色は青白橡色(あおしろつるばみいろ)「#9ba88d color-sample.com」、
暈しの色は藍鼠色「#70858c color-sample.com」、
葉の色は湊鼠色(みなとねずみいろ)「#80989b color-sample.com」、
御召茶色「#43676b color-sample.com」、
花の色は鴇鼠色(ときねずいろ)「#e4d2d8 color-sample.com」をご参照下さい。
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