【商品説明】
「ざざんざ織」は浜松が故郷です。
昭和初めの柳宗悦氏による民芸運動に影響を受けて、初代が工芸的な織物の創作を始められ、その後もご苦労を重ねながら現在の形を作り上げたものだそうですが、昭和中頃のものと近年のものを比べるとまた地風に違いが感じられ、どんどん進化されているのかと思いました。
こちらはカフェオレのようなミルキーな茶・空五倍子色の地に、経緯にランダムな縞が並び、交差する部分は算崩しのような網代のような形に織り出されたものです。
ざざんざ織は糸を見ると非常に光沢があり、手で触れるとつるんとした絹らしい滑りがあります。
しかしながら織り出された生地は打ち込みが良いためかそこまで光らず、ツイードのようなざっくりとした味わい深いものとなっている事が不思議です。
魅力的な薄茶色にすっきりとした格子が大変お洒落で、帯合わせも楽しみになりそうです。
紅型や型絵染の帯も素敵に合いそうですし、同じく少し工芸的な織りの帯、藍染の絞りや裂織のような帯などとイメージが膨らんできます。
飽きが来ず、そして一年中単衣で着るというお洒落さも格好良いおすすめの一点です。
お仕立て替え済。
空五倍子色(うつぶしいろ)「#9d896c color-sample.com」
をご参照下さい。 |