【商品説明】
大胆な曲線を描く蔓に、輪郭だけだと楓にも見えるような菊の花が色とりどりに描かれた、豪華な訪問着のお着物です。
黒の緞子の生地にたっぷりと桑染色、緑色、蘇芳色、青丹色で華やかに描かれ、金駒の縁取りや刺繍、摺箔も施され、ボリュームが溢れたものとなっています。
表の模様のトーンに合わせて、八掛には紗綾型の地紋の砺茶色の生地が使用されています。
非常に華やかな模様なのですが、一段トーンを落とした色使いであったり、わざと摺箔で塗り潰されていたり、多色使いの割にはシックな印象です。
お召しになりますと生地の光沢からもお着物らしい輝きがあり、第一礼装のお着物としての迫力があります。
それでいてどこか通好みの、たくさんお着物を見てこられた方が好まれるような要素も感じられ、大変こだわりのお着物と思われます。
実際にお召しになった姿を是非見てみたいと思うお着物です。
一つ紋が縫い込まれていますが、紋消し、紋入れ替えの加工も承りますのでお気軽にご相談ください。
金糸使いの袋帯やボリュームのある唐織の帯などをお合わせいただき、しっかりゴージャスに装っていただきたいおすすめの逸品です。
花の色は桑染色「#b79b5b color-sample.com」、
緑色「#48802d color-sample.com」、
蘇芳色(すおういろ)「#9e3d3f color-sample.com」、
青丹色(あおにいろ)「#99ab4e color-sample.com」、
葉の色は柳茶色「#a1a46d color-sample.com」、
木蘭色(もくらんじき)「#c7b370 color-sample.com」、
八掛の色は砺茶色(とのちゃいろ)「#9f6f55 color-sample.com」
をご参照下さい。 |