【商品説明】
久しぶりに鈴木苧紡庵さんの作品らしいふっくらとした手触りの良い紬のお着物が入荷いたしました。
すっきりとシンプルな藍の濃淡3色の縞が潔く、本藍染ならではの透明感が素敵です。
このタイプは私自身も愛用していますが軽く着心地が良く、絹をまとっている事を改めて実感します。
白洲正子さんもご愛用されていたと聞きましたが、お着物を頻繁に着られる方にも人気が高い事もわかるような気がします。
織物の中でも難易度の高い重要無形文化財の越後上布を扱われる事で、その技術と糸とのやり取りを熟知されている事が実証されているからかもしれません。
甕覗きの淡い藍色がベースになった洗練された感のある紬のお着物。
帯合わせは織りから染めの帯まで楽しく考えられそうです。
小物は八掛に合わせて、紫も使ってみたいように思います。
コーディネートのイメージがどんどん広がりそうなおすすめの逸品です。
鈴木苧紡庵
1914年生まれ、1988年没
重要無形文化財越後上布の制作における第一人者。
伝統の技術を守り、手括り、手織り、そして一柄につき生産は3反のみと限り、こだわりの作品を制作。
鈴木氏は極細の苧麻を用い、繊細かつ大胆な絣使いをもって表現をし、
産地の後継にも多大なる影響をあたえている。
白藍色「#b8c9cc color-sample.com」、
舛花色(ますはないろ)「#597280 color-sample.com」、
深縹色(こきはなだいろ)「#26324d color-sample.com」
をご参照下さい。 |