【商品説明】
少しだけ緑味が感じられる濃い藍・濃藍色の紬に、上前に弧を描いたような、風になびく草がすくい織で描かれ、そこを楽しそうに行き交う蜜蜂がやはり細やかなすくい織で織り出された、ちょっとお茶目さのある附下のお着物です。
すくい織は爪掻綴れに似た技法で、機の下に図案をおいて、それに合わせて杼を操り、細かな部分には丁寧に色の糸を組み込んでいきます。
熟練の方でも一日に数センチしか織る事のできない、時間と根気の必要とされる作業です。
そうしてできあがる作品がこんなに可愛く情緒のあるものですと、お仕事もはかどりそうですね。
なびく草に風を、ミツバチたちには柔らかい陽ざしを感じます。
お花の柄の帯を合わされると物語性があって良いですね。
またよく合いそうな吉野格子の帯なども店頭に揃っています。
こういった図案のお着物は個性をしっかりと打ち出してお召しになる方が格好良くなりますので、小物使いなどにもこだわって素敵なコーディネートをお楽しみください。
お仕立て替え済。
地の色は濃藍色(こいあいいろ)「#141e33 color-sample.com」、
蜂の色は紫苑色(しおんいろ)「#867ba9 color-sample.com」、
淡紅藤色「#ccb6c9 color-sample.com」をご参照下さい。 |