【商品説明】
四角が並んだ中に花びらが描かれ、お花のようにも七宝のようにも見える凝った地模様のある白練色の綸子の生地全体に、グレー味のある水色や淡い藍色で波の模様が描かれ、帆を広げたりたたんだりした南蛮船が行き交う様子が友禅で描かれた訪問着のお着物です。
手前に陸があり草木が描かれ、その向こうには南蛮のスタイルの人々も見えたりして、どことなくエキゾティックな風情もあります。
真っ白ではなく少し銀色がかった地色と、波の藍系のグレーとがとてもマッチしてお洒落さを醸し出しています。
船以外の模様はできるだけ単色で描かれたようで、柄のボリュームの割にごちゃごちゃしておらずスマートでまとまりのある素敵なお着物となっています。
各所に控えめに入れられた金彩がキラッとして綺麗で、また船の輪郭の金糸の刺繍も細やかで目を引きます。
肩口に飛ぶカモメにも爽やかさがあり、全体のトーンも非常にお洒落さあがります。
年末年始のお出かけにも程よく豪華で、是非ドレスアップしてお出かけいただきたいおすすめの一点です。
地の色は白練色(しろねりいろ)「#f3f3f2 color-sample.com」、
波の色は青褐色(あおかちいろ)「#5c6480 color-sample.com」、
薄花色「#596c80 color-sample.com」、
舟の色は枯茶色(からちゃいろ)「#8d6449 color-sample.com」をご参照下さい。 |