商品番号 k1239 お仕立て替え済 販売価格 有難うございました
【商品説明】 少し節がある紬の生地が鳥の子色に染められ、上前から後ろ身に向かって流れるように辻が花模様が染められた訪問着のご紹介です。 日本工芸会正会員である福村廣利さん作のお着物ですが、伝統工芸展などでその美しい作品を目にすると、心まで豊かになるような優しさと品格がどこから生まれてくるのかといつもうっとりと見とれてしまいます。 やさしい地色とは対照的に辻が花染めの部分はメリハリのある色使いで染められていて、柑子色(こうじいろ)と苔色がミックスされたような面白さがある背景に暗紅色(あんこうしょく)がとても冴えています。 また柄周りや袖に散らされた常盤色の葉がひと際爽やかで、古典の辻が花模様をすっきりと都会的な印象に押し上げてくれているようです。 ほんのりと光が灯ったような絞りの輪郭の白い暈しが色調のバランスを取っていて、個性的でいて品の良いお着物となっています。 季節も問わず、年齢的にも幅広くお使いいただける点でもおすすめです。