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【商品説明】
茶色味のある淡いベージュ・枯野色の地に、柴染色と舛花色の暈しが大胆な調子で二段に染められ、満開に咲く百合の花が手描きの友禅で華やかに描かれた訪問着のお着物です。
百合の花は暈しの色と同系色の濃淡で描かれ、霞の中に溶け込みそうに、でも非常に華やかに幽玄な美しさが表現されているようです。
白揚げの友禅で描かれた茎や葉はそのまま白で残されていてシルエットのように見え、彩色されたお花を引き立てるための重要な役割を果たしているようです。
そういった風に各所に手描きの友禅ならではの表現の豊かさと、色使いの妙味や品格のある美しさが感じられます。
江戸中期の小袖に取材した格調の高さと、左右に揺れるたおやかなお花のやさしさとが相まって、それがさらに夏の素材に染められている事で儚げなお花の繊細さが感じられ、何ともいえない情感が伝わってきます。
夏のフォーマルの良いお着物をお探しの方には、ぜひご覧いただきたい個性的なおすすめの一点です。
紋が一つ入っています。紋替えなどの加工もお気軽にご相談くださいませ。
未着用品。
地の色は枯野色「#d4c7be color-sample.com」、
暈しの色は柴染（ふしぞめ）「#b28c6e color-sample.com」、
舛花色「#5b7e91 color-sample.com」
をご参照下さい。
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