【商品説明】
沖縄の染織文化はほかの地域には見られない多彩さと、長い歴史を経て伝えられたものが持つ伝統や技術など奥が深く、また王府に収められていた首里ものといわれる特にレベルの高いものもあります。
そんな染織品の中の代表格のひとつに紅型染めがあります。
もともと琉球王朝の高位の人々のために染められていたものですが、長い激動の時代を超えて形を変えながらも現代まで伝えられ、創作し続けられています。
こちらはそんな紅型染めの中でも特に珍しく藍染で染められたもので、地の琉球藍の色が特徴的です。
菖蒲か春蘭のようなお花がディフォルメされ、唐草のように濃い藍色で染められて、小さなお花が白で染め抜かれています。
藍の濃淡で染められたものならではの奥行き感があり、本藍ならではの色の味わいがとても綺麗に目に映ります。
その奥行きは実際にお召しになると素敵に現れて、周りの方をハッとさせるような驚きがあり、洗練されたお洒落感と総柄の紅型染めならではの高級感が漂います。
藍染の紅型を染める事ができる作家さんは限られていますが、特定できないため、少々お値打価格とさせていただいております。
藍色地ですので、大概の帯はお合わせいただけると思いますが、お洒落袋帯でボリュームを出されても、また名古屋帯で軽快に装われても良いのではないでしょうか。
小さな白いお花がリズミカルに並んでアクセントになった、とても素敵なおすすめの逸品です。
地の色は鉄紺「#101033 color-sample.com」、
柄の色は紺青(こんじょう)「#060c1a color-sample.com」、
花の色は白練(しろねり)「#f3f3f2 color-sample.com」
をご参照下さい。
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